任意売却する自宅不動産の価値が、住宅ロ−ンの残債務より低くなる場合、すなわち『オーバーローン』の状態では、任意売却後の残債務の返済をどのようにするか?を事前に検討しておかなければなりません。
法的な債務整理手続きを検討するのか?
もちろん、あわせて残債務の金額も確認しておく必要があります。
但し、実際には、滞納中の遅延損害金が付加されますので、多少の増加が発生してきます。
残債務額を正確に把握することで、任意売却での売却だけでない債務整理の方法も考えられます。
自己破産などの法的整理と自宅等の任意売却だけでなく、自宅に住みながら住宅ローンの返済を続けていくための、法的手続きである個人版民事再生等の方法も検討するべきでしょう!
どの方法を選択すべきかは、幾らで売却できるのか?
住宅ローンの残高がどの位あるのか?
借金(債務)は住宅ローンだけか?
色々角度から検討し、最適な方法を選択すべきです!
任意売却しなくて済むのなら、それに越したことはありません!
自己破産という選択肢以外があるのなら、それを選択すべきです!
任意売却は不動産業者へ依頼するにしても、残債務の処理や法的な手続きの検討は弁護士を交えてすべきです。
私どもでは、依頼の有無に関わらず、弁護士との無料相談を行っております。最初で道を間違わないよう、しっかりとご相談下さい。
まずはご相談下さい!
任意売却と債務整理を一か所で相談できる!
住宅ローンの滞納・遅延に伴って、様々な方法や選択肢を検討するように話してきましたが、実際、何から手を付けていけばよいのでしょうか?私が考えるに、両方一箇所で相談するのが一番です!任意売却は、自宅不動産等の売却だから・・・不動産業者債務整理は・・・弁護士バラバラに相談するのは、決して効率的ではありません。これらは、タイヤの両輪だからです!片方だけ先行しても、片手落ちになる場合があります。特に、不動産業者だけに任意売却相談しても、これらの経験や取扱いをこなしているところは多くありません。また、任意売却のためと称して、不必要なリフォームを行ったり、早々と自宅から退去させるなど、悪質な例も実在しています。私は、任意売却は債務整理の方法のひとつだとは思いますが、それはあくまで『本人の生活再建がなされる』と言う前提があっての話です。従って、任意売却相談にせよ、債務整理相談にせよ!どちらが先!というものでなく、両面から検討することが一番最初に行っておくべきことです!債務整理も破産だけでなく個人版民事再生で行けるなら、自宅の売却は必要ないかもしれません!民事再生の検討はしましたか?誰だって、破産には抵抗があります。